グリシン ストック溶液の調製

本ガイドでは、実験室で使用する所定モル濃度のストック溶液の調製方法を説明します。

ストック溶液調製ガイド – グリシン(NH₂CH₂COOH)

グリシンは最も単純なアミノ酸で、水に良く溶けます。電気泳動バッファー、 細胞培養関連試薬、各種生化学系溶液の調製で広く使用されます。 実験室では、1 M などの既知濃度ストックとして管理する運用が一般的です。

目的

グリシンの既知濃度ストック溶液(例: 1 M)を調製する。

組成

  • グリシン(NH₂CH₂COOH)水溶液(指定モル濃度)

必要な試薬・器具

  • グリシン固体
  • 脱イオン水または蒸留水
  • 分析天秤
  • ビーカーまたはフラスコ
  • メスフラスコまたはメスシリンダー
  • 攪拌棒または磁気攪拌機
  • pH メーターまたは pH 試験紙(必要時)
  • 個人防護具(手袋・保護眼鏡・白衣)

手順

  • Step 1
    目標モル濃度を決めます。1 M ストックの場合、**1 L あたり 75.07 g** (MW ≈ 75.07 g/mol)のグリシンを秤量します。 (100 mL なら **7.507 g**)
  • Step 2
    秤量したグリシンを、目標最終容量の約 **80%** の脱イオン水に加え、 完全に溶解するまで攪拌します。
  • Step 3
    溶液をメスフラスコへ移し、器具洗浄液も加えた後に最終容量まで定容し、 十分に混和します。
  • Optional pH Adjustment
    特定 pH が必要な場合は、校正済み pH メーターで確認しながら HCl または NaOH を少量ずつ加えて調整します。

注意: グリシンストックは一般に安定です。無菌条件が必要な用途では **0.22 µm** フィルターでろ過し、容器に濃度と調製日を記載して密栓保管してください。

利用可能な試薬

名称分子式分子量CAS
グリシンNH₂CH₂COOH75.0756‑40‑6
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