Solution II(プラスミド抽出)

本ガイドでは、実験室で使用する所定モル濃度のバッファーの調製方法を説明します。

Solution IIはプラスミド抽出で菌体をアルカリ溶解するためのバッファーです。

Solution II(プラスミド抽出)— 組成

名称化学式濃度CAS
水酸化ナトリウムNaOH0.2 N1310-73-2
SDSC₁₂H₂₅O₄NaS1% (w/v)151-21-3

Solution IIの役割

Solution IIはアルカリ変性により染色体DNAとタンパク質を変性し、プラスミドDNAを保持したまま菌体を溶解します。 SDSは膜脂質とタンパク質の可溶化を助けます。

調製のポイント、滅菌、保存

  • 本溶液の保存期間は1か月以内が望ましいです。
  • SDSは泡立ちやすいため、水を加える際は容器の壁面に沿ってゆっくり流し、強い攪拌を避けてください。
  • SDSは低温でフロック状沈殿を生じることがあります。使用前に完全に溶解していることを確認してください。
  • 滅菌:通常不要。必要に応じて。
  • 保存:室温。
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