SDS-PAGE ランニングバッファーの調製

本ガイドでは、実験室で使用する所定モル濃度のバッファーの調製方法を説明します。

SDS-PAGEランニングバッファーは、Laemmli系で変性条件下のタンパク質分離に用いられる標準電気泳動バッファーです。

SDS-PAGEランニングバッファー — 1X作業溶液の組成

名称化学式濃度(1X)CAS
Tris baseC₄H₁₁NO₃25 mM77-86-1
グリシンNH₂CH₂COOH192 mM56-40-6
SDSC₁₂H₂₅O₄NaS0.1% (w/v)151-21-3

SDS-PAGEランニングバッファーの用途

SDS-PAGEランニングバッファーは変性条件下のタンパク質電気泳動に使用されます。SDS含有サンプルバッファーと ポリアクリルアミドゲルと組み合わせることで、負電荷/質量比を一定に保ち、分子量に主に依存した移動が可能になります。

調製のポイント、滅菌、保存

  • 溶液のpHは8.3で、通常は調整不要です。
  • SDSは泡立ちやすいため、水を加える際は容器の壁面に沿ってゆっくり流し、強い攪拌を避けてください。
  • SDSは低温でフロック状沈殿を生じることがあります。使用前に完全に溶解していることを確認してください。
  • 滅菌:通常不要。必要に応じて。
  • 保存:室温。
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