DNA ローディングダイの調製

本ガイドでは、実験室で使用する所定モル濃度のバッファーの調製方法を説明します。

DNAローディング色素は、アガロースまたはポリアクリルアミドゲル中でDNAの移動を追跡するために使用されます。

6X DNAローディング色素 — 組成

名称化学式濃度CAS
Tris-Cl (pH 7.6)C₄H₁₁NO₃10 mM77-86-1
EDTAC₁₀H₁₆N₂O₈60 mM60-00-4
Orange GC₁₆H₁₀N₂Na₂O₇S₂0.4% (w/v)1936-15-8
Bromophenol blueC₁₉H₁₀Br₄O₅S0.25% (w/v)115-39-9
Xylene cyanol FFC₂₅H₂₇N₂NaO₆S₂0.25% (w/v)2650-17-1
Ficoll 400(C₁₂H₂₂O₁₁)n·(C₃H₅ClO)n15% (w/v)26873-85-8

滅菌と保存

  • 滅菌:不要。
  • 保存:1 mLチューブに分注し、4°Cまたは−20°C。

ポイント

  • DNAローディング色素には多くの処方があり、ここでは一例のみ示しています。
  • 色素(ステップ4まで)を添加する前は、溶液が無色〜黄みがかった濁りに見える場合があります。
  • 少量(例:10 mL)を調製する際は、容量調整前にチューブ壁やキャップに残液がないことを確認してください。
  • 溶液は粘性が高くピペッティングしにくいため、可能なら適切な容器1つで完結させてください。
  • 色素濃度は調整可能です:ブロモフェノールブルー/キシレンシアノールFF 0.03%〜0.50%(w/v)、Orange G 0.15%〜0.50%(w/v)。
  • 高濃度は視認性を高めますが、共移動するDNAバンドを見えにくくする場合があります。共移動が予想される場合は低濃度を使用してください。
  • Ficoll 400は60%(v/v)グリセロールまたは40%(w/v)スクロースで代替可能です。スクロース溶液は凍結保存してください。
  • Ficollを含むローディング色素はDNAをアガロース中に沈みやすくしますが、コストが高くなります。
  • 三色のローディング色素はDNA断片の分離状態をより分かりやすく示しますが、価格は高めです。
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